流行の市場と消費者心理

 かつて、パッカードは、豊かな大衆消費社会を浪費によって、繁栄する社会と位置づけ、その様な社会における消費者は、企業から強制的に消費する様に、駆り立てられると主張した。
そして、消費者に浪費をさせる為に、企業が製品の寿命を意識的に短くする計画を計画的廃物化と呼んだ。planned obsolescence 計画的廃物化
 パッカードによれば、計画廃物化は3つが区分された、
1.機能の計画的廃物化
2.品質の"
3.欲望の"
一部省略
注文品ではなく、既製品に関して、それの一定の販売量を継続的に確保する事、従って、同一製品を一定の規模、継続的に市場に浸透させる事を目的とした市場活動では、以上の様な産業側からの計画的廃物化の繰り返しは、確かに一方において、若者の装いに関する"個性化願望"を触発し続けるだろう。
と同時にそのようなけい計画的廃物化は人間の装いを画一化するようにも機能し続けるだろう。
現代の人間たちにとって、個性化の意味と方法を問い直すことは勿論、必要であろうが、社会、心理的な働きを十分に認識し、現代社会における自分のあり方を考えて見ることも有益だろう。